コザミュージックタウン２Fのカラオケ店です。

オーナー様からいただいた要望は、最近のカラオケ市場を踏まえた上で、コザミュー ジックタウン内という新しい発想の施設の中という強みを生かし、他とは違う店舗を つくりたいというもの。
具体的には、価格競争に走るのではなく、ターゲットを明確にした個性ある店舗づくりをすることによってブランド化し、高級感とデザイン性の溢れる店内で、ワンランク上の時間とサービスを提供していきたいという内容でした。

これを受け、他店との差別化を図るために、まずターゲットの絞り込みを行いました。
昼は、ターゲットを主婦層に絞り、明るく清潔感があり、入りやすい店舗のイメージ。夜は、少し遊び心のある、落ち着いた大人のイメージ。
昼と夜。明るさと妖しさ。親しみやすさと高級感。相反する二面性を持つ一つの空間を実現するために、さまざまな表情を持つことができる白を基調に選びました。白のもつシンプルな面を追求しながら、同時にアクセントカラーを組み合わせることで、「昼は白光で明るく清潔な親しみやすい空間」、「夜は装飾ライトを用い、妖しげで高級感漂う空間」が表現できたと思います。

また、20もあるカラオケルームは、和風、洋風など、すべて内装を変え、何度訪れても飽きのこない工夫を施しています。それに加えて、防音、各部屋への空調、避難安全性の確保など技術的な面でも細心の注意を払いました。