「銀座三丁目店」、「銀座八丁目店」、「那覇おもろまち店」…と、続いてきた人気店「ぱいかじ」に、また新しく「上之屋店」が仲間入りしました。場所は那覇新都心「りうぼう楽市」の向い。

前回の「那覇おもろまち店」ではできなかった純木造の店舗をつくりたいというクライアントからの要望を受け、当社が提案したものは、363坪という広い敷地を存分に生かし、沖縄の古い民家風の建物が中庭を囲むようにコの字形に建っているプラン。

懐かしい木造古民家風の玄関を抜けると、手前左手に、広々とした一番座と二番座の畳席。中庭を挟んで奥に、三番座と個室の畳堀席、そして廊下を挟んでカウンターというレイアウト。これは、他の「ぱいかじ」店舗と同じく、１名から大人数の40名団体にも対応できるフレキシブルなスタイルとなっています。

すべてに琉球松を使用したテーブル。特注で製作した琉球ガラスのオリジナルペンダント。細部にまでこだわったインテリアが、古民家風の建物の雰囲気をさらに高め、最先端の近代的ビルが立ち並ぶ新都心の中で、居心地のよい空間をつくりあげました。
また、昼間は陽だまりの空間となる中庭は、夜になると、三線のライブなどが催され、さらに懐かしい沖縄イメージをもりたてるのに一役買っています。