宜野湾の高台に完成したこの住宅のコンセプトは「人生の愉しみ」。 ハードワークを終えて家に帰ってきた家主が、好きなことを愉しみながら、心からゆっくりと寛げる空間を目指しました。

そのためのひとつの工夫として選んだのが、外部に対して高いプライバシーを有し、自分だけの空間をじっくりと静かに楽しめるような造り。とはいっても、外界と遮断されたような空間ではなく、一歩家の中にはいると、庭とその奥の緑の光景が前面に広がり、外からは想像できないような開放感のある空間設計となっています。

一番のポイントは、食事の好きな夫婦が、料理を楽しみ、ゆっくりと過ごすことのできる機能的で広いキッチンとダイニング。キッチンのコンロは、ガスとIHを両方を備え付けるというこだわりよう。さらに、バックヤードにはパントリーも設置し、まるでレストランのような収納スペースを有しています。

その隣のシアタールームも、何度も細かい打ち合わせをくり返し、出来上がったスペース。細かく計算された収納棚が部屋にぴったりとフィットし、間に取り付けられた間接照明が、リラックス感を演出します。

この他、３Fの書斎には、窓側にバーカウンターを取り付け、グラスを片手に海を眺めるという最高の贅沢ができる部屋となっています。その前に広がるテラスでは、美しい眺めを愉しみながらのホームパーティも可能。

まさに「人生の愉しみ」がいろいろとつまった家が完成しました。