WORKS −業務実績:ホテル・公共施設・住宅系
木造赤瓦住宅
DATA
所在地:沖縄県豊見城市
主要用途:住宅
家族構成:夫婦2人
構造・工法:木造軸組工法
敷地面積:227.17m2/68.84坪
延床面積:82.24m2/24.92坪
設計期間:2005年08月−2006年01月
施工期間:2006年02月−2006年05月
設計担当:(有)スタプランニング&一級建築士事務所 スパイス
施工管理:(有)スタプランニング
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CONCEPT
コンクリート住宅が主流となっている沖縄で、オーナー夫妻が望まれたのは、伝統的な沖縄民家である木造赤瓦の家でした。
赤瓦の屋根にシーサー。南側に“あしびなー”といわれる庭とひんぷん、その庭に沿って設けられたヌレ縁。強烈な日差しと激しい風雨を防ぐ役割をもつ雨端(アマハジ)。 高温多湿の沖縄の風土から生まれた伝統的住宅が現代的なアレンジをプラスして、新興住宅地に甦りました。
昔懐かしい外観に対して、木の香り漂う内部では、伝統的な雰囲気にモダンなキッチンシステムや工夫を凝らした照明がうまく融合しています。
リビングダイニングの天井は木の素材を最大限に生かし、あえて塞がない形にして、開放感のある空間を造り上げ、一方で、寝室と書斎の天井には竹を使い、間接照明のような柔らかな光を演出。ほっと和める空間が出来上がりました。
時間が経つにつれ味わいの増す木造の佇まいと庭の今後が楽しみな住宅です。
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